不動産鑑定士とは、どのようなものなのでしょう。意味と2つの試験の内容・日程について説明します。

購入か賃貸か 不動産を決めるポイント
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不動産鑑定士について。

不動産鑑定士というのを知っていますか?不動産鑑定士とは、国家資格であり、不動産の経済的価値に関する高度な専門家です。不動産鑑定士の認知度は低く、あまり知られていませんが簡単にいえば、土地などの適正な価値を分かり、均衡の取れた地価形成を保持する役割です。不動産鑑定士になるためには、国土交通省土地鑑定委員会が実施する国家試験に合格しなければなりません。2006年から受験資格が撤廃され、短答式試験および論文式試験の2回の試験が行われることになりました。もし、短答式試験に合格した場合は、それから二年間短答式試験は免除されます。

短答式試験は5月の中頃の日曜日に北から、北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の10都道府県で行われ、受験時間書く120分、問題数各40問が出題されます。試験範囲は、地価公示法、都市計画法、土壌汚染対策法、農地法、法人税法、新住宅市街地開発法、相続税法など広く範囲があり、不動産に関する法律の総合的な力が要求されます。

論文式試験は8月の第一日曜日を含む土曜日・日曜日・月曜日の3日間に東京都、大阪府、福岡県で行います。試験時間は各120分、出題数は各大問2問です。さらに不動産の鑑定評価に関する理論は240分、出題数は大問4問です。

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